40代ブランクWebデザイナー、書類選考が通らず学んだこと

40代、ブランク8年。
仕事復帰を決めたとき、私が一番ショックだったことがあります。
それは、思っていた以上に書類選考が通らなかったこと。

「経験はあるし、ブランクはあるけれど何とかなるかな。」

そんな気持ちも少しありました。
でも現実は、私が思っていたよりずっと厳しかったです。

今回は、仕事復帰を目指していた頃に感じた不安や落ち込んだ出来事、そこから学んだことを書いてみたいと思います。
同じように40代でブランクがあり、仕事復帰を考えている方の参考になれば嬉しいです。

現役の頃とは状況が違いました

現役でWebデザイナーとして働いていた頃は、応募すると比較的スムーズに面接まで進み、そのまま内定をいただけることもありました。

もちろん毎回ではありません。
それでも、「経験者として見てもらえている。」そんな感覚がありました。

だから今回も、「ブランクはあるけれど、経験はあるし何とかなるかな。」
と、どこかで思っていた自分がいました。
でも実際は違いました。
応募しても連絡が来なかったり、書類選考で終わってしまう求人もありました。

「えっ、ダメなの?」
「こんなに書類って通らないものなんだ……。」

以前との違いに、正直かなり戸惑いました。年齢だけが理由ではないと思います。
求人との相性やタイミング、他の応募者との比較など、いろいろな要素があるはずです。

それでも当時の私は、「昔とは状況が違うんだ。」という現実を受け止めるのに少し時間がかかりました。

求人を見るだけの日が続きました

最初から積極的に応募できたわけではありません。
毎日のように求人サイトを開いては、
「この会社良さそう。」と思って保存するだけ。

でも応募ボタンを押そうとすると、「もう少しFigmaを勉強してからにしようかな。」
「ポートフォリオをもう少し直した方がいいかな。」
「40代でブランク8年。本当に採用されるのかな。」
そんなことばかり考えてしまい、結局応募できない日も何度もありました。

今思えば、応募する前から自分で勝手にハードルを高くしていたのかもしれません。
それでも勇気を出して一社応募したことで、少しずつ前へ進めるようになりました。

不採用メールを見るたびに落ち込みました

応募してから数日は、メールが届くたびにドキッとしていました。

「面接の日程かな。」

そんな期待をしながらメールを開くと、「今回はご期待に添えない結果となりました。」という文章。
最初の頃は、その一文を見るだけで一日中気持ちが沈んでしまいました。

「やっぱり40代だからかな。」
「ブランク8年は想像以上に大きいのかな。」

そんなことばかり考えていました。家族にはいつも通り接していました。
子どもを送り出し、ご飯を作り、家事をして、何事もないように過ごしていました。

でも、一人になると、「このまま一度も面接まで進めなかったらどうしよう。」
そんな不安が何度も頭をよぎりました。
仕事復帰を決めたはずなのに、自信だけが少しずつなくなっていくような感覚でした。

製薬会社で学んだこと

今でも印象に残っている求人があります。
製薬会社のWebデザイナー求人でした。

選考が進み、「ポートフォリオを送ってください。」
と言われたので、私はポートフォリオサイトのURLを送りました。
すると担当の方から、「紙のポートフォリオも見せていただけますか?」

という連絡がありました。
当時の私は、Web上のポートフォリオしか用意していませんでした。
「今はURLがあれば十分だろう。」そう思い込んでいたのです。

結局、その会社は不採用という結果になりました。
もちろん、不採用の理由が紙のポートフォリオだったのかはわかりません。
他にもっと条件の合う方がいたのかもしれません。

でも私は、「紙でも提出できるよう準備しておけばよかった。」と一つ勉強になりました。

それ以降は、応募書類やポートフォリオを見直すきっかけにもなりました。

少しずつ改善しながら応募を続けました

不採用が続くと、「ポートフォリオが悪いのかな。」「職務経歴書かな。」と考えて、
そのたびに少しずつ修正していました。

作品の順番を変えたり、説明文を書き直したり、プロフィールを見直したり。
大きく変えたわけではありません。
それでも、「次は少しでも良くしよう。」という気持ちで少しずつ改善を続けました。

今思えば、その積み重ねが採用につながったのかもしれません。

最後は採用してくれる会社と出会えました

もちろん、応募した求人すべてがうまくいったわけではありません。
それでも応募を続けた結果、面接まで進み、採用していただける会社と出会うことができました。

採用の連絡をいただいた時は、本当にホッとしました。
「やっと認めてもらえた。」というより、
「またWebデザイナーとして働ける。」
そんな安心感の方が大きかったことを覚えています。

採用してくださった会社では、ブランクだけを見るのではなく、
「これまでどんな仕事をしてきたのか。」
「どんな考え方で仕事をする人なのか。」
そういった部分も見ていただけたように感じています。

何社か応募して感じたのは、採用は実力だけではなく、ご縁やタイミングもあるということです。
もし書類選考で落ちた会社ばかり気にして応募をやめていたら、今の仕事復帰はなかったと思います。

まとめ

40代でブランク8年。
仕事復帰を目指した私は、思っていた以上に書類選考が通らず落ち込んだ時期がありました。

現役の頃との違いに驚き、「このまま面接まで行けないかもしれない。」と不安になったこともあります。

でも、その経験があったからこそ、応募書類を見直したり、ポートフォリオを改善したり、一歩ずつ前に進むことができました。

もし今、「書類選考が通らない。」「ブランクが長いから無理かもしれない。」
と思っている方がいたら、焦らなくて大丈夫です。

書類選考で落ちたからといって、あなたの経験や価値が否定されたわけではありません。
私も何度も落ち込みました。
それでも応募を続けた先に、自分に合う会社と出会うことができました。
今振り返ると、不採用だった会社にも意味がありました。

一社一社に一喜一憂しすぎず、少しずつ前へ進んでいけば、きっと自分に合う会社が見つかると思います。

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